串焼きの技法 

串焼きは、ただ単に串に肉をさして焼けばいいというものではありません。肉の切り方から串へのさし方、そして火であぶるタイミングなど、すべて絶妙なバランスで行うことによって、初めて本当においしい串焼きが出来上がるのです。串焼きの技法は、素人が一人で習得できるような類のものではありません。焼き台や炭の火加減、また肉の質やタレの種類などによって逐一調整していくことが必須な串焼きの技法は、その道で長く働いている人あるいは研修制度が充実した大手フランチャイズ焼き鳥店などで修業しない限り、身につけることはまず難しいでしょう。ポイントとなるのは、均一に火が通るように肉の霧方を考えてバランスよく串に刺していくこと、そして火にかけたとき、肉の脂身が適度におちてなおかつぱさぱさ感や臭みがなくなるよう修身することです。一本の串にささった肉のすべてにまんべんなく火が通っているようにするのは言うまでもありませんが、それを意識しすぎるあまり、焼きすぎてぱさぱさになってしまう串焼きが、素人のものには多いといわれています。それを避けるためにも、研修で技法を学び盗んでおくことが大切になるのです。

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